熊野 大丹倉 主峰
2003年11月1日〜3日
万福(記録)・嶋村
11月は以前から計画していた大丹倉(7月に偵察済)に登るために休日は全ておさえてある。家族はすでに了解済である(というより家族はあきれかえっていて、相手にしていない様子だ)。
サーティーン!クライマーの嶋村くんをパートナーに出かけることになった。
11/1
18時半、レべル10前を出発。22時半、林道沿いの空き地で恒例の宴会。
11/2(曇時々晴)
7時出発。林道沿いの展望所に駐車。8時、主峰の「freedom in exile」5.10b 285mの取付き到着。最初はこの壁の一番やさしいルートからにしたのは非常に賢明な選択である。但し、他のルートは全て5.11〜12なのだ。この壁のウォーミングアップにはちょうど手頃なグレードだろう?マルチピッチにあまり慣れていない嶋村くんにとっても良い練習になるはずだ。最初のピッチは5.9だが30mでピンが3本のみ、ここは経験豊富な?私から登り出す。岩登りというより、このピッチは崖登りである。最初ということもありけっこうビビる。落ちるとかなりやばい。2P目5.10a、嶋村リードまったく問題なし。3P目5.10b右へ5m程トラバースし1ピン目にクリップし一安心。垂壁を細かいホールドを探しながら登るが、核心部の掛かりの良いホールドを破壊してしまう(危うく落ちるところだった)。今後、登る人に悪い事をしてしまった。結局ここはA0(セカンドの嶋村君はさすがにフリーで登る、10dはあるのではとの感想)。4P目5.10b嶋村リード、右上のテラスに登り(浮き石が多く落石に注意)、垂壁を直登し緩傾斜帯へ。5P目5.10b万福リード、ボルト数から見て本ルートの核心ピッチぽい。慎重に右上するが、最後のビレー点の手前で本当なら右から回り込むところを立ち木をつかんでそのままテラスに上がってしまう。6P目5.9嶋村リード、やさしい所をのぼり左へトラバース。高度感もありかなり恐い。特にビレー点の手前はホールドも乏しく、冷や汗もんである(今回一番恐かった)。7P目5.7万福リード、バンド状に沿って左上。カンテを回り込みビレー点へ(ここからは展望所が見える)ただしピンは2本。8P目5.9嶋村リード、フェイスを直上しスラブを左上(ピンの遠いスラブは苦手らしく、かなり苦労していた)。9P目5.8万福リード,左のブッシュには逃げず、苔のスラブをひたすら直上し(ピン無し)。インスボン帰りの私にはどうってことはない。ただし、最後は木の枝に飛び付いて上部ブッシュ帯へ、ロープをいっぱい延ばし13時終了。このルートは懸垂で降りにくいので、頂上近くの林道から徒歩で戻ることにする。途中で林道を掃除していたオバサンの車でアマゴ養殖所まで送ってもらい、おまけにミ力ンまでいただく(ありがとうございました)。車に戻っても15時だったので買い出しに奥瀞温泉に出かけるが、コンビニも何もない。瀞峡見物も兼ねて新宮までドライブ。R168新宮市の手前で熊野川対岸に100m以上はある柱状節理の大岩壁を発見。一直線に延びるその溝を私達は「天までとどけ!」と命名する。グレードは5.11+3P120mである?(ただし、終了点無し)
熊野の黒潮寿司(回転型)にて夕食後、簡保の宿で温泉に入り、疲れを癒す。大丹倉に戻り、明日の「junkie world」5.12b 310mに備え装備をチェック、宴会はそこそこにして10時就寝。
11/3(雨)
夜半から降り出した雨は結局止まず、「junkie world」は次週の課題とし、ー旦帰阪することにする。嶋村君は疲れ気味だが、私は今日はまだ元気…?昼過ぎに大阪到着。
(万福)
